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窓の補助金はいつ終わる?予算上限と年度後半の動き方を整理

窓の補助金はいつ終わる?予算上限と年度後半の動き方を整理

「窓の補助金はいつまで使えるのか」。年度の後半に入ると、このご質問が増えます。期間が残っていても、予算が尽きれば受付は終わります。

この記事では、先進的窓リノベ2026事業の申請期間と予算上限の関係、そして年度後半にどう動けばよいかを、鹿児島の一級建築士事務所「窓暮らし診療所」が公式の記載に基づいて整理します。

作成者 羽柴 良洋(株式会社友喜デザイン事務所 代表取締役/一級建築士・平成7年取得/屋号「窓暮らし診療所」) プロフィール

作成日 2026年9月23日 最終更新日 2026年9月23日 本記事は2026年9月時点の情報です 読了時間 約7分

窓の補助金は、いつまで使えますか?

公式サイトに記載されている交付申請の期限は、遅くとも2026年12月31日までです。ただし予算上限に達した時点で受付は終了します。期間が残っているかどうかと、予算が残っているかどうかは別の話です。

公式サイトには、予算に対する補助金申請額の割合が毎日掲載されています。2026年9月13日午前0時時点で23%と公表されています(概算値・毎日午前中に更新)。この数字は日々動くため、ご検討の時点で必ず公式サイトをご確認ください。

出典:出典:先進的窓リノベ2026事業 公式サイト トップページ「予算に対する補助金申請額の割合」(2026年9月13日確認・同日午前0時時点の公表値)。交付申請および交付申請の予約が提出された総額の概算値で、審査中のものを含みます。

項目 内容 確認先
制度名先進的窓リノベ2026事業(環境省)公式サイト
補助上限住宅1戸あたり100万円同上
対象の下限1申請あたり合計補助額5万円以上同上
申請期間2026年3月31日〜2026年12月31日同上
申請方法登録された窓リノベ事業者を通じて申請同上

補助金は予算の範囲で受け付けられる制度です。申請すれば必ず受け取れるものではなく、本記事は受給を保証するものではありません。制度名・上限額・申請期間・対象工事はいずれも2026年8月時点で公式サイトに掲載されている内容です。交付申請の手続きは工事の完了・引渡し後で、交付申請の予約は任意です。要件と対象製品は年度ごとに変わるため、着工前に先進的窓リノベ2026事業の公式サイトで最新の公募要領をご確認ください。

期間が残っていても終わることがあるのですか?

あります。予算の範囲で受け付けられる制度だからです。国の制度だけでなく、自治体の上乗せ制度でも同じことが起きます。実際に年度の途中で受付が終わった例があります。

愛知県安城市の住宅省エネ改修促進補助金は、2026年7月1日に予算額へ達したため受付が終了したと、当社サイトの記事で紹介しています。年度の前半のうちに終わる制度もある、ということです。同じ記事では、愛知県一宮市の住宅省エネ促進補助金が国の先進的窓リノベ2026の対象となる断熱窓改修に対して国の補助金交付確定額の2分の1・上限10万円を交付するとも紹介しています。自治体ごとに内容も受付状況も違うため、個別に確認する必要があります。

出典:出典:窓暮らし診療所 /news/aichihojokin(2026年7月6日付記事)。最新の受付状況は各自治体の公式サイトでご確認ください。

申請期間と予算残の関係を2列で対比した図。期間はカレンダー上の締切で予算は先着で消化される。両方が残っていて初めて申請できる 図1 「期間が残っている」と「予算が残っている」は別物 申請期間 予算の残り カレンダー上の締切 公式サイトに明記されている 2026年12月31日まで(国の制度) 事前に分かる 申請の積み上がりで減る 上限に達した時点で終了 いつ尽きるかは事前に分からない 公式の受付状況で確認する 両方が残っている間だけ申請できます。片方だけでは足りません。 受付状況は変動します。申請期間・予算の状況は必ず公式サイトでご確認ください。 出典:先進的窓リノベ2026事業 公式サイト(2026年9月13日確認)

年度後半は、どの順番で動けばよいですか?

「対象になるかどうか」を先に確かめ、そのうえで工事の時期を決める順番です。対象製品が決まっていない段階では、予算の残りを氣にしても動けません。

現地確認から工事、完了後の交付申請までの流れを4段階で示す図 図 補助金を使うときの進み方 STEP 1 現地を見る 窓の仕様と 工事範囲を確認 STEP 2 見積りと製品選定 対象製品かどうか を確認 STEP 3 工事 工事前の写真を 必ず撮影 STEP 4 完了後に交付申請 登録事業者が 手続き 交付申請は工事の完了・引渡し後です。手続きは事業者が窓口になります。 交付申請の予約は任意です。要件・対象製品は年度ごとに変わるため最新の公募要領をご確認ください。 出典:先進的窓リノベ2026事業 公式サイト(2026年8月21日確認)
手続き 時期 必須かどうか
工事前の写真撮影工事に着手する前必須(提出免除なし)
交付申請の予約対象製品が決まり、最初の工事に着手した以降任意
交付申請工事の完了・引渡し後必須
予約の有効期間提出から3か月または2026年12月31日の早い日まで

交付申請は工事の完了・引渡しのあとです。交付申請の予約は任意で、行える時期は最初の工事に着手した以降とされています。着工前に必ず必要なのは工事前の写真撮影です。ここを撮り忘れると、あとから取り返しがつきません。工事の直前に慌てて確認するより、現地調査の段階で「何を撮っておく必要があるか」を聞いておくほうが確実です。

なお、公式サイトによれば交付申請の予約の期限は、遅くとも2026年11月16日までとされており、交付申請の期限(遅くとも12月31日まで)より早く設定されています。いずれも予算上限に達した場合は当該時点までです。予約は任意の手続きですが、使うつもりであればこの差にご注意ください。

出典:出典:先進的窓リノベ2026事業 公式サイト 事業概要(2026年9月13日確認)

急いで決めたほうがよいということですか?

そうとは限りません。当院では、効果が見込めない工事や過剰な工事はおすすめしていません。補助金があるからという理由だけで工事を決めると、費用をかけても悩みが解決しないことがあります。

当院では、窓の状態・方角・熱のこもり方に加えて、家の構造や築年数による劣化、その土地の氣候風土まで見たうえで判断しています。カタログ上の性能ではなく「この家に、この工法は合うか」で見立てます。

効果が見込めない工事や過剰な工事はおすすめしていません。状況によっては「今は工事をおすすめしない」とお伝えすることもあります。

出典:出典:窓暮らし診療所「診る基準」(/usp/expertise/)

急ぐべきなのは「決めること」ではなく「調べること」です。現地調査とお見積りは無料ですので、使えるかどうかだけ先に確かめておくと、判断の時間が確保できます。調べた結果、今は工事をおすすめしないとお伝えすることもあります。

申請の手続きは誰がやるのですか?

交付申請は登録された窓リノベ事業者が行います。お客様にお願いするのは必要書類のご用意程度です。当社は登録事業者として、国の制度に加えて自治体の上乗せ制度も個別に確認して組み合わせます。

出典:出典:窓暮らし診療所 /usp/subsidy/

年度後半に補助金を使って窓の工事を進める順番を示した3ステップの流れ図。ステップ1は対象か調べる、ステップ2は受付状況を確認、ステップ3は工事前写真を撮って着工 図2 年度後半に動くときの3ステップ STEP 1 1. 対象か調べる 窓と製品が要件に 合うかを確認する STEP 2 2. 受付状況を見る 公式サイトで国と 自治体の状況を確認 STEP 3 3. 写真を撮り着工 工事前の写真は 着工前に必ず撮影 1を飛ばして急ぐと、対象外の工事に費用をかけることになりかねません。 交付申請は工事の完了・引渡し後です。交付申請の予約は任意で、最初の工事に着手した以降に行えます。 出典:先進的窓リノベ2026事業 公式サイト(2026年9月13日確認)

工事そのものは、どれくらいかかりますか?

内窓を足す工法であれば、工期の目安は1窓あたり約1時間です。壁を壊さないため住みながら施工でき、部屋ごと・窓ごとに進められます。

項目 内容 注記
工期の目安1窓あたり約1時間窓の大きさ・納まりにより変わります
工事の範囲壁を壊さない(内側に取り付け)住みながら施工できます
施工の単位部屋ごと・窓ごとに可能氣になる部屋から先に整えられます

出典:出典:窓暮らし診療所 /service/window/(工期の目安)

年度後半に補助金の申請が間に合う場合と間に合いにくい場合を2列で対比した図。間に合う場合は対象製品が決まり工事範囲が明確。間に合いにくい場合は調査からの開始 図3 年度後半に間に合う場合と、間に合いにくい場合 動きやすい状態 時間がかかる状態 窓の状態がすでに分かっている 対象になる製品が決まっている 工事の範囲が絞れている 工事前の写真を撮る準備がある まだ現地を見ていない 家じゅうの窓を検討している 製品の選定がこれから 予算の相談がこれから 右側の状態から始めるなら、まず調査だけでも先に進めておくと違います。 必要な期間は工事の範囲・製品の在庫状況によって異なります。 出典:窓暮らし診療所

補助金を使えるかのチェック(6項目)

当てはまるものにチェックを入れてください。

当てはまる数を数えて、下の早見表をご覧ください。

当てはまった数でみる読み取り方
当てはまる数読み取り方
0〜1個検討が進んでいる状態です。受付状況の確認と工事前写真の準備を進めてください。
2〜3個まず対象になるかどうかの確認からです。現地調査は無料ですので、使えるかどうかだけでも先に確かめておくと判断の時間が確保できます。
4〜6個調べるところから始める段階です。年度後半は受付状況が動きやすいため、早めに一度診ておくことをおすすめします。

まず何から始めればよいですか?

窓の写真を1枚撮るところからで大丈夫です。サッシの種類とガラスの枚数が分かると、対象になり得るかどうか、おおよその見立てをお伝えできます。

当院では、現地調査とお見積りを無料で承っています。「相談だけでも大丈夫」という方も多く、公式LINEで窓の写真を送っていただくだけの簡単なお見積りにも対応しています。

出典:出典:窓暮らし診療所 /faq/ Q1・共通CTA

最新の受付状況は先進的窓リノベ2026事業 公式サイト(2026年9月13日確認)でご確認ください。制度の内容と受付状況は年度ごと・時期ごとに変わります。当院でも、ご相談をいただいた時点の最新の状況を確認したうえでお伝えしています。

その窓が対象になるか、まず確かめてみませんか

現地調査・お見積りは無料です。公式LINEで窓の写真を送っていただくだけでも、おおよその見立てをお伝えできます。

LINEで写真を送って見積もりを相談する

補助金の受付は、いつまで続きますか?
先進的窓リノベ2026事業の申請期間は2026年3月31日から2026年12月31日までと公式サイトに記載されています。ただし、国の年度予算の上限に達した時点で受付は終了します。期間が残っていても終わることがあるため、最新の受付状況は公式サイトでご確認ください。

予算が終わる前に、何をしておけばよいですか?
対象になる窓と製品が決まっていることが前提になります。現地調査と見積りは無料ですので、「使えるかどうか」だけでも先に確かめておくと、判断の時間が確保できます。工事前の写真撮影は着工前に必ず必要です。

自治体の制度も同じように終わりますか?
自治体の制度も予算の範囲で行われます。愛知県安城市の住宅省エネ改修促進補助金は、2026年7月1日に予算額へ達したため受付が終了したと当社サイトの記事で紹介しています。年度の途中で終わる例は実際にあります。

交付申請は、工事の前と後のどちらですか?
交付申請は工事の完了・引渡しのあとです。交付申請の予約は任意で、行える時期は最初の工事に着手した以降とされています。着工前に必ず必要なのは工事前の写真撮影です。「着工前に予約が必須」ではありません。

申請は自分でやるのですか?
交付申請は登録された窓リノベ事業者が行います。お客様にお願いするのは必要書類のご用意程度です。当社は登録事業者として、国の制度に加えて自治体の上乗せ制度も個別に確認して組み合わせます。